相馬田んぼアートの絵柄は馬。これはこの地域のシンボル。復興から相馬に関わっている建築家丸山欣也さんが、絵を描いてくれています。
絵柄に合わせて必要な苗を割り出し、種をまきます。種類は白・赤・橙・紫・黒・黄色の稲(田んぼアート用)と、背景用の天のつぶ(福島県オリジナルのお米)です。
田植え前の夜、レーザーを使ってアート田に絵柄を投影し、杭を手作業で打っていきます。闇夜でなければできない作業です。
ワークショップ形式でおこないます。みんなで絵柄にそって苗を植えていきます。泥に足をとられたり転んだり、とてもたのしい作業です。
苗はすくすくと育ち、7月半ばから8月ごろいよいよ田んぼアートの完成です。鑑賞祭の夜にはプロジェクションマッピングをたのしみます。
カマをもってみんなで稲刈り。私たちは絵柄の部分のお米を「彩米」と呼んでいます。このお米を食べるところまでがわたしたちの活動です。
前のよみもの
相馬田んぼアートのはじまり
© 加久本真美(イラスト)